今年は自分的細野晴臣ブームの年だった。
はっぴいえんどは学生時代からよく聴いていたが、それ以外の細野さん関連の音楽は、実はあまり聴いたことがなかったのだ。
いわゆる「トロピカル三部作」をたくさん聴いた。
夏の夜、缶ビール片手に散歩しながら「トロピカル・ダンディー」を聴いた。
休日の昼間、部屋でくつろぎながら「泰安洋行」を聴いた。
冬の夜、「はらいそ」を聴いて散歩した。
秋はYMOの「イエロー・マジック・オーケストラ(US版)」を聴き、
冬は「BGM」を聴いて早足で歩いた。
ポカポカ陽気の暖かい日は「Hosonova」を聴いた。
ゆでめんはシチュエーションに関わらずよく聴いた。
関連書籍も読み漁った。
「地平線の階段」
(めちゃくちゃプレミア付いている。。)
薄い一言で言えば、マジでスピってる。
「レコード・プロデューサーはスーパーマンを目指す」
名著。これも古い書籍なので、楽天市場にはなく、Amazonでは中古品しかない…。
「録音術」
鈴木惣一朗氏が、7人のエンジニアとインタビュー形式で細野作品を辿っていく。
読んでよかった良書だった。
「音楽少年漂流記」
9人の女性アーティストと細野さんの対談。大貫妙子回がすごくよかった。
「細野晴臣 インタビュー THE ENDLESS TALKING」
情報、考えていることなどが色々と網羅されていた。作品を辿りながら読んだ。
「追憶の泰安洋行」
ミュージック・マガジンの連載のまとめ本。本屋で目立つ所に置いてあったので衝動買いしてしまった。
なぜ今こんなにはまったのかは不明だけどとにかくよく聴きよく読んだ。
そういえば、大学1年の頃だったか、新宿文化センターにコンサートを観にいったことを思い出した。細野さんは私の席からは豆粒くらいだったがすごい存在感だった。
一緒に行ったのは、はっぴいえんどを教えてくれた高校生の時からの親友だった。高校1年生のときに、「土田、布教!」と言ってCDを焼いてくれた。ウォークマンに入れて聴いた。懐かしい。
宇宙団のキーボードゆうこが、中華街ライブの映像を持っているらしいので、今度うちに持ってきてもらって、一緒に観ようと思う。来年もブームは続きそうだ〜。