スケジュール帳を、毎年10月もしくは12月に買う。
渋谷のLOFTへ足を運び、可愛いデザインの手帳を目を皿のようにして選ぶのである。
手帳コーナーに着くと、「あれがいいのか、それともこっちか。。」と、一人手帳選定委員会は開催される。
ウィークリー派なので、マンスリーでばちばちに可愛いデザインのものがあると、「こんちくしょう、なんでウィークリーじゃないんだ」と悶々としたりする。
だいたい30分くらい思案し、これにしよう、と心に決めたものを購入。家に帰り、嬉々として、決まっているスケジュールを、丁寧に、綺麗な字で書き込むのである。
しいたけ占いのアドバイスなんかも、それはそれは丁寧に書き込んだりする。
しかし、
使い始めて2ヶ月も経つと、だんだん手帳に書き込む字が汚くなっていく。
というのも、一度、当初入れていた予定がなくなり、修正テープで消すなり赤ペンでバツ印をつけるなりすれば、もう綺麗に書く気なんてつるりと失せるのである。
「もう、別にそんな綺麗に書かなくていいや。めんどくさいし。」
この気持ちがわかるだろうか。。
2020年のかわいいかわいい、ピンクでお花で猫ちゃんがいる、少し奮発して買ったポール&ジョーのスケジュール帳は、既に、きったねえ字と修正テープでぐちゃぐちゃである。
まだ早いが、来年はどんな手帳にしようかな、来年こそは最後まで綺麗に書こうと思う、思うのはタダなので。