↑これは野沢温泉の公衆浴場
公衆浴場に行ったことはあるだろうか。
わたしはあまり公衆浴場の経験値がない。
先日、4kmランニングを敢行し、気持ちよく汗を流したので、近くの公衆浴場に行こうと思い、バスタオルとゴシゴシタオルと着替えを持って、公衆浴場へ向かった。
受付で料金を支払いを済ませる。
湯船で疲れた足を揉んで、癒されることを期待して、お風呂から上がったらコーヒー牛乳でも飲もうなんて想像をふくらませながら、脱衣所で支度をし、意気揚々と浴室へ足を踏み入れた。
ここまでは完璧のはずだったのだが、
ある失敗に気が付いたのだ。
…ボディソープとシャンプーリンスが、ない!!!
周りを見渡すと、マイお風呂グッズをかごに入れた女子どもばかり。
公衆浴場の世界では、備え付けなんて甘い考えは捨てなくてはならなかったのだ。
温泉施設に甘えきっていた自分が恥ずかしい。
うう、これでは、体を洗えない、つまり、湯船に浸かれない…。
ちらりと、皆が使い切ったボディソープやシャンプーの容器の残骸が入ったゴミ箱が視界に入るが、ゴミ箱をあさるだなんて、そんなことはできない。
かといって、周りの人に「石けん貸してください」なんて声をかけることもできず、とりあえず無料のサウナに入り冷水を浴びることを3回ほど繰り返し、浴室から出て、3分20円のドライヤーでむなしく髪の毛を乾かした。
さらに、脱衣所のトイレに入ったのだが、電気の場所がわからず、真っ暗な中、iPhoneの光を利用して頑張った。散々である。トイレから出て確認したら、結構遠いところに電気のスイッチがあったんだけれど、公衆浴場ってこんなに厳しい世界なのね…。
癒されに来たはずがクタクタになってフロントに戻ると、フロントで「手ぶらセット(シャンプー類のセット」を販売していたことに気付く。
か、買えたじゃんか…。
ということで今回の学びは2つ、
①公衆浴場では、備え付けのシャンプーなどという概念を捨てろ。
②シャンプー類は、課金できることもある。
なんだよこの学びは。
帰って自宅で改めてシャワーを浴びながら、何をやっているんだろうこのクソアマは、と思ったものでした。
次の公衆浴場チャレンジではきちんと自分のシャンプーたちを持って行こうと、思いました。
みなさんも気をつけて!!